気づきの瞬間
人は多くのことに気づき、そして忘れる。
忘れないためには、その場でメモを取ればよい。
しかし、人間関係の気づきに関して言えば、
メモを取るだけではなく、そこからのアクション無くして
その先に進んだり、拗れた関係を修復することもできない。
コミュニケーションについて学び実践していても、
人間関係のトラブルが皆無になることは決してありません。
その問題が問題なのか?
さまざまな角度から見る視点を持つことで対策でき、
コーチの視点では問題ではなくなる。
様々な企業、学校、グループ、コミュニティが存在するなかで
決して問題なく誰もが分かりあえることは決してないのですが、
お互いを敬意をもって関わることで、その問題はとても
少なくなります。
私自身このことを理解したうえで、来るもの拒まず、去る者追わず
というスタンスが出来てきましたが、以前はまったく違って
「来るものは警戒し、拒み、去る者を引き留める」みたいな感じでした。
狭い世界でしか物事を見ずに過ごしてきたからだと思ってます。
人との関係性に悩んだり、誤解を生んでると感じるのであるならば
先ずは相手と向き合って話をすること。
1対多の場合には時間がかかることにより、疲弊してしまうかもしれません。
そのような場合には、全く別の仲間に相談してみる。
(外側から見た視点を確認する)
そこでフィードバックをもらい、自分がどうするべきかを見直すことが
とても有効だと思います。
必ずその会社に属しなければならないやコミュニティから離れてはならない、
などと言ったことはありません。
離れても戻れることもありますし、新たな場所が合うのであればそこを拠点に
するのも全然問題ではないのです。
ひとつ注意することがあるならば、どのような企業も、コミュニティも受け入れ
られる時は暖かく、その中にいる期間が長くなるほどトラブルに巻き込まれる
確率は高くなるということ。
どのような状況になっても、自分を見守ってくれる仲間(存在)は必ず居ます。
その存在に気づけること、そして忘れないこと。
魅力的に感じる存在であったとしても、自分のすべてを受け入れてくれるとは
限らず、自分自身の中で違和感を感じることがあるのであれば、それは
心の赤信号(気づきの瞬間)ですから、些細な感情の動きは大切にしましょう。
あとは自身で取捨選択をする。
この部分は自分に必要! でもこの部分はいらない! のように。
そうやって自分自身が形成されていくのですから。
その選択がなぜ必要なのか? なぜ不要なのかを言葉にして選択することが
できると信念が揺らがなくなっていくでしょう。
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