大企業における問題点

以前は大手企業に勤めていた経験があります。

20年ほどですが。

その中の人間関係が、すべての企業に共通というわけでは

ありませんが、もしかしたら同じような部分はあるかもしれません。

 

その会社は年功序列の体制を、急に実力主義な形態に変化させようと

した時に、起こった問題をひとつあげます。

定年は60歳。

以前はそれまで、長く働いて居れば退職金もそこそこもらえ

基本給も右肩上がりでした。

しかし、50歳以降に若手の社員と労働力を比較すれば

当然劣ってしまうわけです。

そこで、その50歳から少しずつ給与が下がる仕組みを採り入れました。

 

するとどのような変化が起きるのか。

シニア世代の社員たちはやる気をなくし、安定した給与の確保できる

働き方に(楽をするためにどうするかを考える)シフトします。

 

すると、若手の社員にその負担がしわ寄せされる訳です。

若手の社員は基本給も安く、頑張っても大して給料が上がる訳でもなく

シニア世代の負担を背負わされ、やる気を失い投げやりな働き方に。

 

そこで企業は考えます。

若手の基本給を上げて募集をするのです。

(高齢化社会に伴い、若手の求人が厳しいから。)

新しく入社した社員は数年前に入った社員より基本給が高くなる。

(しかし、経験値の差で仕事は出来ない)

すると、在籍していた若手社員はより、やる気を失くしてしまう。

そのような悪循環を生みだしていました。

 

結果として、能力のある社員の退社率があがり、大手企業にしがみ付こうという

社員だけが残っていく。

 

そのような姿を目の当たりにしました。

なぜ、このような形になってしまったのでしょう?


・トップダウン型の会社であったこと。

・内部の人間と、現場の人間の共感性がまったくないこと。

・やること(サービス)ばかりが増え、働き手の悪循環を招いたこと。

・社員のモチベーションは下がりきってしまったこと。

(これにより、サービス体制を減らしていくことに)


やらされてる感が強くなってしまうと、人は頑張ろうとしなくなる。

これは国と企業の関係でもいえる部分があるかもしれません。

国は国民を守るために、労働時間を減らそう。 

働き方改革をしようなどと、企業に強制的に変革を敷いています。

 

確かに働きすぎな部分もあるかもしれません。

ですが、働きやすい環境というのは時間が長い、短いではなく

その内部の人間関係に大きな問題点が多くあるのだと私は思います。

 

過労死にしても、そこまで人を追い込んでしまう体制つくりを

してしまっていて、かつ必死で頑張る人にさらに追い打ちをかけるような

上司と部下の関係性が出来上がってしまっていること。

 

個人に仕事を押し付けるのではなく、チームとして行動することにより、

バランスを取りながら、働いていく仕組み作りが必要なのではないでしょうか?

 

人にはある程度の、能力差はあるので「出来る人」「出来ない人」という

くくりはあるかもしれません。

しかs、チームリーダーがチーム全員と一緒に模索するスタイルで行動する

ことにより改善出来ることも多くあると思います。

 

あなたの会社はいかがでしょうか?

トラストコーチングでは、人材育成研修でより企業内の人間関係を改善し、

よりよいパフォーマンスを発揮するお手伝いをさせて頂いてます。

企業様の抱える問題点はそれぞれ違います。

・新人研修に力を入れたい

・中間管理職のキャリアアップ

・リーダー育成トレーニング

・シニア世代へのキャリアデザイン研修

・女性リーダー育成研修

他にも研修内容はカスタマイズしてお届け出来ます。


大手企業や経済産業省などにも導入されてます。


あなたの景色を、もっと自由に。

Coach 一期一会 人との関わりを大切に、 信頼のコミュニケーションを築き、 全力でサポートします。 ペアレンツ(親子関係)・パートナーシップ含む     Reflection カメラマン(空撮含む)として 癒しや感動される景色の撮影。 在り方や心の状態を反射、反映を軸に 自然な姿を映します。

0コメント

  • 1000 / 1000